怪しいGoogleストリートビューの営業電話に注意

2022/02/28 更新

こんにちは。今回は、怪しいGoogleストリートビューの営業電話についてです。

「「無料でストリートビュー(もしくはインドアビュー)の撮影をいたします」といった電話がかかってきて…」とのお悩みのお問合せをいただきます。

最近増えているお問合せのパターンが

  • 無料で撮影と言われたが、新電力の契約が必要だった
  • 無料で撮影と言われたが、バーコード決済の契約が必要だった

です。

これらの電話では、無料撮影の日時を提案→実際に訪問し、その際に撮影とほかの商品の提案。といった流れだと推測します。「無料」という言葉で軽い気持ちでつい訪問日時を決めてしまい、後から「やっぱり怪しかったのでは」と不安に思い、ネット検索をしてこのブログにたどり着いたのではないでしょうか。

このような電話は、他の有償商品を購入・契約するためのきっかけ作りです。

もし訪問日が決まったあとでも、不安があるのであれば断りの電話を入れてもいいと思います。まだ撮影はしていないので、場合によっては訪問をキャンセルできます。

もうすぐ担当の方が訪問する場合でも、安心してください。撮影をされる前に訪問の趣旨や、無料導入の他に何かあるかなど、質問をしたり、契約書の有無などを確認して納得してから、撮影をする/しない、を判断できると思います。

強引に撮影をされ、契約をされた場合には、状況によってはクーリングオフが適応されるかもしれません。

何事があるにしても、最低でも訪問者の会社・名前がわかる情報は手元に取得しておくことをおすすめいたします。

不安があるかと思いますが、落ち着いて冷静に。
市町村によっては、無料の法律相談窓口などがありますので、そちらに相談することが確実かと思います。
(弊社は法律のプロではないので、法律に対するアドバイスができませんので、ぜひプロにご相談して安心を獲得してください!)

 

 

皆様お仕事をされているのでわかると思いますが、ヒトが動くことには基本的に対価としての料金が発生します。無料のものはそのほかで帳尻を合わせているので、それ以外で利益をいただく形となると思います。

ただ、無料を前面に出してほかの有償商品を販売するのは、同じGoogleストリートビューを扱ってる会社としては見過ごせないので、今回は怪しい会社と真っ当な会社の見分け方・ポイントについてお伝えします。

 

1.Googleを語る会社は即アウト

 

Googleストリートビューの営業電話がかかってきて確認するポイントとして、営業サイドの名乗りが「Googleです」と言ったかどうかです。

ここで営業サイドが「Googleです」と言うなら、即断ることをお勧めします。

基本的に、Google公式が店舗のGoogleストリートビューの撮影を行うことはありません。

2010年か2011年ごろ、【お店フォト】として、Googleストリートビューのサービスが開始したころはGoogleが試験的にお店を回って撮影していました。

しかし、現在はほぼ一般の会社が撮影代行を行っている形となっています。

このような背景があるので、「Googleです」と語る業者は絶対にGoogleではないのです。
これはGoogleからもコンプライアンス違反として罰則がある問題のため、このような電話があれば問答無用で断ることをおすすめいたします。

断り


2.無料というのは裏がある

 

Googleストリートビューは基本的に一般の会社が撮影代行しており、この撮影を任された会社はGoogleから依頼を受けて業務にあたっているわけではありません。
撮影代行会社とGoogleの間に明確な契約(業務委託)や金銭の授受もないわけです。

そのため、撮影するにはコストがしっかりかかっています。

撮影するカメラマンはもちろん、Googleストリートビューを制作・アップロードするスタッフも必要です。そういったことを考えると、「無料で撮影しますよ」と言ってくる電話には裏があると思ってください。

よくある話では、

  • 別のサービス(新電力が多いです)とセットで契約するからGoogleストリートビューが無料
  • 撮影は無料だけど、今後のメンテナンス料として毎月〇万円が必要
  • 店頭にて利用できる決済サービスの導入のため、振込先を記入してほしい

など後出しで条件をつけてくる場合もあるようなので、皆さんご注意ください。

ただ、提示される商品内容が、御社にとって得な場合もあります。しっかりと商品説明を聞いてから判断されるがいいかと思います。またすぐに契約書やサインが必要なものには記入をしないで、提案された内容やその会社を調べてから判断することをおすすめします。

 

驚き

 

3.Googleが認定している会社かどうか

 

ここまで大きく2点怪しいGoogleストリートビューの電話のポイントについてお伝えしましたが、実はもう一つどんな会社かを確認する方法があります。こちらから確認いただけます。

弊社もGoogleからいただいているのですが、Googleストリートビューの撮影実績をしっかり積んでいくと、「Google認定フォトグラファー」のロゴが使えるようになります。

 

 

ESN 認定バッジ

 

ちなみにGoogleのアカウントとも、この認定は紐づいているので、アカウント画像横にも認定マークがついています。(ストリートビューの作成もGoogleアカウントと紐づいていて実績をそこで確認されています)

このロゴがウェブサイトなどで確認できるような会社は撮影実績があるので、判断する上の1つの指針になると思います。

またGoogleの公式Googleストリートビューのサイトにはお近くの地域で信用できるGoogleストリートビューの撮影代行会社をリストアップしてくれています。

 

こちらから見て頂けます。

見ていただくと分かるように、きちんとルールに則り、Googleストリートビューの撮影代行を行っている会社もたくさんあります。認定されている会社は、基本的に有償です。撮影訪問前に、認定の会社かどうか調べておくのも安心材料になります。

また最近だと「Googleストリートビューって意味あるの?」というご質問もいただきます。

スマートフォンの普及に伴い地図アプリの利用度が増している今、Googleマイビジネスページの重要性がかなり高くなっています。
特に飲食店や小売店では絶対に必要と言ってもいいくらいのものになっています。

Googleマイビジネスとは

Googleが提供する無料コンテンツです。

Google検索やGoogleマップ上で表示されるお店の詳細ページのことをいいます。

機能の充実化で後々はウェブサイトがなくてもお店の発信ができるといわれています。

現状、Googleマイビジネスを真剣に取り組むお店はまだまだ少ないですが、それに反して実は需要が高くそこに気付いたお店が積極的に取り組み、集客や売上向上につなげています。

詳しくは、Googleマイビジネス ファネルマーケティングのススメをご覧ください。

 

まとめ

1.Googleを語る会社は即アウト

「Googleです」と言った瞬間に断ってOK

2.無料というのは裏がある

撮影は無料だが、別サービスの話などがついてくる可能性高い

3.Googleが認定している会社

認定バッジがあり、Google公式ページにてGoogleストリートビュー撮影代行会社一覧がある

★Googleストリートビューの必要性

Googleマイビジネスの重要性が高まっていることから飲食店・小売店などは導入して集客、売上につなげることが十分できる。その場合は、有償で撮影代行をしている会社がおすすめです。

以上です。不明点や質問などありましたらいつでもご連絡ください!

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